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冬になると急に疲れやすくなる理由、知っていますか?

 

冬になると、
「なぜか疲れが抜けない」
「前より動くのがしんどい」
そんな感覚を覚える方は少なくありません。

 

実はそれ、年齢や体力の問題ではなく、冬特有の“身体の生理反応”によるものです。

 

冬は、身体が疲れやすくなる条件がいくつも重なる季節。
ここでは、研究や現場での経験をもとに、冬に疲れやすくなる主な理由を3つお伝えします。

 

 

■冬に疲れやすくなる3つの理由

 

冷えによって呼吸が浅くなる

寒いと、無意識に肩をすくめたり、身体を丸めたりしがちです。
この姿勢が続くと、胸郭(肋骨まわり)の動きが小さくなり、呼吸が浅く速くなる傾向があります。

 

その結果、

・胸式呼吸が優位になる

・首、肩まわりの筋肉が過剰に働く

・交感神経が高まりやすくなる

といった状態が起こります。

 

呼吸が浅い状態が続くと、身体は常に“軽い緊張モード”。
これだけでも、疲労が溜まりやすい土台ができてしまいます。

 

②さらに丸まり姿勢では、酸素摂取量が低下する

その前かがみの体勢になりやすく、
猫背・骨盤後傾の姿勢になりやすいですよね。

 

この姿勢では、

・胸郭の可動性が低下する

・肺活量が落ちる

ことが、複数の研究でも報告されています。

 

つまり、
同じ動作をしていても、身体に取り込める酸素量が少なくなるということ。

「深く息が入らない」
「少し動いただけで疲れる」

こうした体感につながりやすくなります。

 

日照時間の減少で回復モードに入りにくい

冬は日照時間が短く、
明るい光を浴びる時間が自然と減ります。

この影響で、

・セロトニン活性の低下

・睡眠リズムの乱れ

が起こりやすくなります。

 

結果として、
副交感神経(回復・リラックス側)に切り替わりにくい状態が続き、

「寝ているはずなのに疲れが取れない」
「朝からだるい」

といった感覚が出やすくなります。

 

冬に疲れやすいのは「あなたのせい」ではありません

 

ここまで読んでいただくと分かる通り、

“冬の疲れやすさ”は、

冷え

姿勢

呼吸

光環境

といった身体を取り巻く条件が重なって起こる自然な反応です。

「自分が弱いから」
「体力が落ちたから」

そう考える必要はありません。

 

まず大切なのは、
今、身体に何が起きているのかを知ること。

それが、改善の第一歩になります。

 

冬でも軽やかに動ける身体へ

冬は「頑張る」よりも、
整える・回復させる視点がとても重要な季節です。

 

呼吸を深くする

姿勢を整える

光を浴びる時間を意識する

こうした小さな積み重ねが、
冬の疲労感を大きく変えていきます。

 

【LifeWellについて】

LifeWellでは、
姿勢・体力・不調を整えながら
「いつまでもしなやかに動ける身体」をつくるための情報を、

研究知見と、日々の指導現場での経験をもとに発信しています。

身体は、正しく向き合えば必ず変わります。
一緒に、冬でも軽やかに過ごせる土台を整えていきましょう。

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